ALG:訳さず、見て分かる画面だけを見る
ALG(自動的な言語の成長)は、見て分かる画面で英語を身につけることを主張します。翻訳にも、文法の分析にも頼らず、急いで口も開きません。段階のある動画がある時期に向き、聞き取れない母語のドラマを無理に見続けることには向きません。
更新日 2026年10月6日
ALG は Automatic Language Growth(自動的な言語の成長)です。Marvin Brown はタイの AUA 言語センターで、これを一つの教え方にしました。大人も幼い頃のように言語を身につけられる、というものです。条件は、インプットが見て分かること、そして翻訳、文法の分析、強制された発話で中断されないことです。
動画を見るとき、ALG の使い方は狭いです。画面、動作、繰り返しだけで分かる内容だけを見ます。日本語字幕は見ません。止めて語を調べません。心の中で文を日本語に訳しません。聞き取れなければ、より易しい作品に替えます。難しい作品を「見終える」のではありません。
一回の進め方
- 画面がセリフを説明できる内容を選ぶ。低年齢のアニメ、動作がはっきりした短い物語、筋をすでに知っている物語は、速いサスペンスより向いています。
- 見ているあいだは止めない。注意は何が起きたかに置き、この文の文法が何と呼ばれるかには置かない。
- 聞いた言葉を日本語に訳さない。分かったなら分かったのであり、分かったのはその出来事です。
- 見終えた直後に、英語で要約することを自分に求めない。ALG は口を開くことをかなり後ろに置きます。早すぎる発話が、未完成の言い方を固定するのを警戒するからです。
教室には crosstalk(クロストーク)と呼ばれる活動もあります。一方は学習者の母語で話し、もう一方は目標言語だけで答え、双方はその場の状況で相手を理解します。独学で動画を見るときは先生がいないので、画面がその状況の代わりになります。
よくある学び方とどこが違うか
100LS は日本語字幕を開いて意味を照合し、早い段階でリピートもします。精聴は、自分がどの音を落としたかを分析します。ALG はこの二つをしません。訳した瞬間、分析した瞬間に、注意が言語そのものから離れる、と考えます。
ここが、最も続けにくいところでもあります。日本語話者は、「本当に分かったか」を日本語で確かめることに慣れています。ALG は、次の一秒の画面で確かめることを求めます。画面が助けにならないなら、その動画は ALG に合いません。
試せる人
- 「字幕を見なくても何をしているか分かる」動画を、大量に見つけられる人。
- 長いあいだ、口を開くことが少ない状態を受け入れられる人。
- ドラマ視聴を、語の調査とノートに変えたくない人。
その種の素材が見つからないときは、ALG の名目で普通の海外ドラマを無理に見ないでください。それは雑音を聞いているだけです。Brown の前提は、インプットそのものが理解できることです。大人が英語を学ぶときに欠けているのは、しばしばこの段の内容であり、意志の強さではありません。
Avo の最初の一歩、字幕なしで筋を理解することは、ALG の見方に近いです。日本語字幕を開いたりリピートを始めたりした時点で、すでに ALG を離れ、照合と発話に入っています。どちらの道を使っているかは、自分で分かっていればよいです。同じ一回の視聴の中で混ぜる必要はありません。
FAQ
ALG はより速いと保証されているか
精聴やリピートより速い、という信頼できる証拠はありません。これは「身につけるとはどういうことであるべきか」についての主張です。続けられるのは、見て分かって、嫌にならないからです。分からないまま続けるなら、方法は成り立ちません。
まったく口を開いてはいけないか
この方法は、聞き取れる範囲がとても大きくなってから自由に話すことを勧めます。原句のリピートは、早すぎるアウトプットと見なされます。近いうちに話すことが目標なら、ALG を唯一の方法にするのは向きません。
日本語字幕を一目見るのは壊すことになるか
ALG の基準では、そうです。すでに翻訳で意味を確かめています。たまに外れても構いません。ただし、その一回の視聴は、もう ALG と呼ばないでください。
次の一歩
字幕なしでもついていける短いアニメか短い場面を一話見つけてください。10分見て、途中で語を調べず、訳しません。見終えたら自分に聞くだけです。画面は、出来事をはっきり伝えたか。