リテリング:一場面を見終えたら、自分の言葉で言う
リテリングは、一場面を見終えて動画を閉じ、自分の英語で何が起きたかを話すことです。練習するのは、聞き取った意味を口に出すことであり、原句を暗記することではありません。
更新日 2026年10月6日
リテリング(自分の言葉で言い直すこと)は、一場面を見終えて動画を閉じ、自分の言葉で何が起きたかを言うことです。セリフの暗記は求めません。確かめるのは、意味が頭に入ったあと、口がそれを組み立てられるかです。
聞き取れることと、言えることのあいだには、しばしばこの一歩があります。“I got this” を原音について言えても、場面を替えると「これは自分がやる」と言えないことがあります。リテリングは原句から離れさせ、本当に呼び出せる語だけで話させます。
一回の進め方
一場面は、一つの出来事を語り終える長さにします。およそ 30 秒から 2 分です。
- 先に理解する。必要なら普段のやり方で字幕を見てよい。ただしリテリングを始める前に、字幕も画面も消す。
- 英語で三つのことを話す。誰が、何をし、結果はどうなったか。完全な文を話せないときは、この三つの情報を先に言う。
- つまったところは言い方を一つだけ補い、それから最後まで話す。途中で原話を段落ごと暗唱しない。
- 動画をもう一度開き、自分が落とした原音の一文を聞く。その一文を残し、次のリテリングで使う。
リテリングはとても短くて構いません。六、七文で一場面を語り終えられれば足ります。感想文にしたり、演技を評価したりするのは、すでに別の表現です。
二つの難度
一つ目は、大意のリテリングです。簡単な文で出来事を言い終え、原句とかなり違っていても許します。この場面をちょうど理解できるようになったときに向きます。
二つ目は、原句に寄せることです。出来事の順序は原版と一致させ、重要な依頼、断り、説明は、今聞いた言い方をできるだけ使います。その一文をすでにリピートしていて、自分で使えるかを確かめたいときに向きます。
二回を、同じ目標の中で混ぜないでください。今日は分かりやすく話すのか、あの原句を使うのかを先に決めます。
リピートとどうつなぐか
リピートは原句を似せて言います。リテリングは意味を生きた言葉にします。リピートだけでは、台本を離れると言えません。リテリングだけでは、文はずっと粗い水準に留まります。
短い循環はこうです。この場面を理解し、その中の一文をリピートし、動画を閉じて一場面を自分の言葉で言い終え、それからあの文を使います。Avo のクリップは、まさに語り終える一場面です。リピートはプレーヤーの中に残り、リテリングは画面を消したあとに終えます。
FAQ
リテリングがひどいときはどうするか
ひどいのは普通です。制限時間の中で三つの情報を言い終えます。誰が、何をし、結果は何か。言い終えてから原音に戻り、一文だけ補います。より長い時間をかけてよりきれいに編むと、練習しているのは先ほど見た場面ではなくなります。
日本語で言い直してよいか
日本語の言い直しは、筋を理解したかの確認にしかなりません。英語のリテリングが、アウトプットを練習します。理解できないときは、先に日本語で一言、出来事を確認し、それでもこの三つの情報を英語で言ってみてください。
録音は必要か
言い終えたかを自分で聞く必要があります。録音は、語彙が足りないのか、途中で止まってしまったのかを見つける助けになります。録音がなくても、自分に向かって言い終え、原版と照合して構いません。
次の一歩
次の短い場面を見終えたら、そこで止めてください。画面を見ずに、英語で誰が何をし、結果がどうなったかを言います。それから、言えなかった原句を一文だけ聞きに戻ります。